渥美たくあんとは?

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渥美たくあんの紹介

愛知県の南端,三河湾を挟んで知多半島と向かい合うようにのびる東西約47kmほどの細長い半島が渥美半島です。温暖な気候のためメロン等の温室栽培が盛んで、又夜空を明るくする電照菊の栽培は風物詩の一つです。そして、11月下旬になると高く組み立てられた稲架(はざ)と呼ばれる干し棚にびっしりと大根が干され、これもまた見事な眺めです。渥美半島は古くから続くたくあんの産地のひとつでもあり、始まりは明治の頃と言われます。
渥美沢庵は昔ながらの製法で漬けた大根です。渥美地方の阿波晩生,干し理想という干し大根に適した大根を真冬に収穫し葉付きのまま稲架にかけ、約2週間大根が”の”の字に曲がるまで寒干しにします。この地方は冬の雨量が少なく,塩分を含んで乾燥した三河湾からの北西の季節風が吹き付け、良質な干し大根作りに適しています。
この干した大根を,ぬか漬は米ぬかに柿の皮(まろやかな甘みが付く),茄子の葉(香りつけ),昆布(味に深みをもたせる),唐辛子や塩などの調味料を加えた糠床で,約一年間重石をして漬け込みます。光が入らず、温度変化の少ない蔵の中でじっくり熟成させていますので風味豊かで自然の甘みと香りよい仕上がりです。
また、うめず沢庵は,樽で漬け長時間熟成発酵させ、天然の梅酢をベースにして仕上げ,甘酸っぱい味覚と香りで食欲を増進させます。
最近では、4ツ割り大根を使用したしょうゆ漬に人気があります。


渥美たくあんの栽培から一次加工

  • 渥美半島で栽培されている加工用大根の品種は阿波晩生が約90%位である。
  • 品種の特性は頭の部分も柔らかく歯切れも良いが、変色が早い。
  • 渥美地方の播種は9月5日頃から15日くらいが適期とされている。
  • 肥培管理は大根間引き2回,中耕,くりわり、追肥2回。
  • 抜き取られた大根は水洗いされ、6本束にして経済連と農協とによって集められ、漬物業者が参加してセリ市にかけられる。
  • せり市で買い取った大根は海岸沿い(冬の間でも完全な無霜地帯)の稲架(はざ)に運ばれて、一束ずつ棚干しし,天日と季節風により自然に干し上げられる。
  • 棚干しする期間はその年の天候に左右されるが、約14日間位。
  • 干し上がった大根は葉を切り落として、細根を取り除き、一本一本漬け込まれる。

    こうして、仕上げられた大根に調味が施され、渥美たくあんとなり、出荷される。


渥美たくあんの変革について

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